drools2.1に必要な環境は、JDK1.4またはJDK5(1.5)です。
JDKが入っていない場合は、Sunのサイトに行って
たとえばJDK5であれば、
http://java.sun.com/j2se/1.5.0/ja/download.html
からダウンロードしてくればよいでしょう。
また、今回開発ツールとして、Eclipseを使用しました。
必須ではないのですが、便利ですしフリーなので、以下の
説明に使っています。
Eclipseは有名なので、さまざまな説明サイトが
ありますが、たとえば
http://www.atmarkit.co.jp/fjava/rensai3/eclipse31_01/eclipse31_01_1.html
などを参照するとよいと思います。さらにEclipseの最新安定版をダウンロードしてくるには、
Eclipse本家
http://www.eclipse.org/downloads/index.php
に行ってダウンロードしてくるとよいかと思います。日本語化には、
http://eclipsewiki.net/eclipse/
を参照ください。
なお以下の説明には、JDK5、EclipseのVersion 3.1.1を使用しています。
(日本語化はしていません)
droolsのインストール
ここでは、コンパイル済みの版をインストールする場合のみ
説明します。その他の場合については、droolsのページ(英語) を参照ください。
[droolsほかのダウンロード]
droolsのコンパイル済みファイルをダウンロードします。
すべてが入ったdrools-all.jarというファイル(droolsのPrecompiled Examplesのページ を参照)もありますが、今回は、drools2.1の各種jarファイルが別々に入っているzipファイルをダウンロードしてくることとします。
まず、droolsのページ に行き、drooolsのProject Downloadsページ から、Latest Milestone Releaseの2.1-binを落とします。zipでもtar.gzでも内容は同じです。
さらに、Javaでサンプルを動かすためには、
antlr のjarファイル(droolsで確認しているのは、antlr-2.7.5.jar)
janino のjarファイル(droolsで確認しているのは、janino-2.3.8.jar)→注:janinoについては、janinoのサイトから直接落としてきたjarファイルでdroolsを動かすと、エラーが出て動かないようなので、droolsのダウンロードページからダウンロードしてきたjanino-2.3.8.jarを使います。
が必要です。また確認していませんが、Javaのバージョンによっては、
xercesImplのjarファイル も必要かもしれません。
(5ではなくても動きました。1.4では必要となるかもしれません。)
注:DecisionTableなど、他の機能を使うときには、相応の追加ファイルが必要になります。
これらの依存関係で必要なバージョンを知るには、droolsのダウンロードページ を参照ください。
[droolsのインストール]
一言で言えば、drools2.1のzip(tar.gz)ファイルに含まれているjarファイル、さらに上記で示した、antlr、janino、(xercesImpl)にクラスパスを通せばインストールは終わりです。